研修旅行
1998 イタリア研修旅行
ミラノ → ヴェローナ、パドヴァ → ヴェネツィア → ピサ、フィレンツェ → アッシジ → ローマの日程でイタリア研修を行った。
ミラノには、1813年完成した世界最大級のゴシック建築であるミラノ大聖堂が中心にある。 対面にあるガッレリアは、装飾的な石造りと鉄骨フレーム、ガラスを用い当時の建築技術の粋を集め造られた美しい姿で現在のファッション都市ミラノを彷彿させるものだと思う。又、その近くにあるサンタ マリア デッレ グラツィエ修道院にある【最後の晩餐】を直で見ることができた。
水の都ヴェネツィアは、回廊で囲まれた大きなサンマルコ広場が中心にあり、運河で区切られている。ここヴェネツィアは埋め立てで造成した為、大半の建物は石造でなく木造として軽量化され造られている。次にミケランジェロ広場から眺めるフィレンツェは、ドゥオーモを中心にした美しい街並みが広がる。
このフィレンツェはメディチ家統治時代、16世紀ルネッサンス文化が誕生し、ダビンチやミケランジェロなど多くの芸術家が知られている。ウフィツィ美術館には美術の教科書に出ている実物の絵画を見ることが出来た。2000年の歴史を持つ古い都市アッシジは聖フランチェスコが誕生したカトリックの聖地となっている。
最後に訪れた都市ローマはコロシアムなど遺跡群や名所が街中に数多くあり、やはり観光の中心地であった。その中にバチカン市国があり、ローマ帝国時代からカトリック教会を中心にした現在までの長いイタリアの歴史を感じ取ることができた。
研修期間：1998/4/10～1998/4/18
